Wednesday, November 21, 2018

野山の宝石 ノブドウ

残念ながら食べれません

山際の道を歩いていると「おっ!これは山ぶどうじゃないの?」と思えるような葉っぱに遭遇するのですが、約7割ぐらいの確率でこのノブドウの葉っぱです。
なら残りの3割は何かと言うと、西日本ですとエビヅルという名前の山葡萄です。こちらはしっかり食べれます。東日本や北日本に行くとまさしく山葡萄がなっています。
このエビヅルや山葡萄とノブドウの見分け方は、エビヅルや山葡萄は葉っぱの裏が細い毛で覆われていて白っぽく見えます。 ノブドウは 毛が生えてなくて艶やかな感じです。

なぜ野山の宝石?

表題で書いた通りなぜ野山の宝石かと言うと、とても色鮮やかで綺麗なんですよ。
しかし面白いことに、本来のノブドウの実は白い色をしてるそうなのですが、大体が青色か紫色をしています。

え~虫が寄生してるの?!!(;゚ロ゚ノ)ノ

なぜそのような美しい色になるかと言うと、実に虫が寄生すると色がつくらしいです。

たぶん食べても美味しくないとは思いますが、もし食べてもその虫も一緒に食べることになるので、あまり気持ち良くありませんよね。

虫に寄生された実と言うと、他に有名なのはマタタビですね。あの実も変な形をしていますが、その変な形のものはほぼ虫に寄生されたものです。


それでは写真を御覧いただきましょう。






美しい色ですよね。私がこの撮影の時にざっと見た限り、白い色の実はなかったので、ほぼ全て虫に寄生されているということになります。一体どんな虫が中にいるのでしょうか?あまり見たくないですよね・・・(^_^;)

他にもこんな植物が生えています

これは冬イチゴの葉っぱで、もうそろそろ実がなり始める頃だと思います。 地面を這うように伸びる植物ですが、れっきとした木苺です。

冬イチゴは美味しいよ 

ゴールデンウィーク頃になる「ビロードイチゴ」と並んで、この冬イチゴは特に美味しい木苺です。

名前の通りだいたい11月下旬から1月上旬頃まで食べれます。 霜が降りる頃になった方が甘みが増して美味しいように思います。しかしあまりにも寒さが厳しいと、さすがに糖度を増して凍結から防衛してるイチゴも凍ってしまって傷んでしまう場合があります。

これが冬イチゴの葉っぱです。今だったら写真を掲載することにします。

お茶の花が最後のひと咲きでした

10日ほど前、お茶の花が満開だったのですが、今はもうほとんど遅咲きのものがちらほらぐらいしか咲いていません。





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