と言っても三重塔なので五重塔ほど立派ではないですけれども、 それでもやっぱり立派と言わざるを得ない三重塔です。
場所などの詳しい情報は岡山県美作市のホームページでご確認ください。
私が書くブログですからちょっと普通とは違う観点でこの頭について論じてみようと思います。
とにかく色が鮮やかすぎる
この三重塔は数年前に色を塗り替えました。私の記憶が正しければ以前はこれほど鮮やかではなかったように思います。
もしかしてこの色が正解?
もしかすると学術的にはこの色で正解なのかもしれません。我々が勝手に思い込んでいるお寺のイメージ「侘び寂びの世界」とは少しかけ離れてるんですよね。
あの宇治の平等院も当時使うことができた最も鮮やかな色で彩色されていた。
現在の我々の常識では「お寺は茶色でくすんだ色」というイメージが定着しすぎて、派手な色に違和感を感じます。 しかし宇治平等院の研究で明らかになった色は、とても鮮やかで もしその色に平等院鳳凰堂を塗り直したとしたら、きっと強烈な違和感を感じるだろうと思います。
なので現在の長福寺の三重塔の色を真っ向から非難するわけにはいかないのですが、周りが一面緑の中で、この赤が映え過ぎるぐらいに映えるんです。
彩度を上げて写真を撮ると、ギンギラギンに真っ赤っかです。
まあちょっと見てください
神々しいまでに光り輝いています
この日はとても天気が良かったので、地面からの反射光をもらって、とても鮮やかです。
実験的に彩度を落としてみました。
これでやっと我々がイメージするお寺の塔の色かなと思いますが、周りの木々を見てください、とても色が薄くなっています。
まあこの寺はこれぐらい彩度を落としてちょうどいいのかもしれませんね。
下から見上げた写真です
長福寺の門前に小さな池があって、そこに小さなお堂があります。
その池には大きな鯉がたくさん泳いでいました。
先ほど一緒に演奏した高見さんも同行してくれたので、写真に入ってもらいました。
三重塔は長福寺の境内の中にはありません
この塔はもともと近くにある真木山という山の上に建ってたそうで、それをこの場所に降ろして来たので、お寺の境内の中に塔があるわけではありません。
門のすぐ近くにはバナナが生えてるの?
これってバナナですよね? 日本でもバナナが生えるのかな?
バナナに詳しいベトナム人は是非とも教えてください (笑)
No comments:
Post a Comment